濃縮・精製

濃縮・精製プロセス開発の取り組み

バイオ変換プロセスで得られる各種目的物質の物性はさまざまです。水溶性・沸点・安定性など、物質によって大きく異なります。高純度な目的物質を得るためには、それら物性に柔軟に対応した高度な濃縮・精製(ダウンストリーム技術)が必要となります。

加えて、バイオ変換による反応液には未反応原料・副生成物などの不純物が存在します。中には製品の外観を損ねる着色成分も含まれます。これら不純物の存在は、石油由来化学物質の代替をおこなうにあたり、課題となります。

住友ベークライト㈱では、各種目的物質に対応する独自の濃縮‧精製技術の開発を行っております。開発した本技術により、非可⾷性バイオマス由来の各種有用物質を高純度化することが可能です。左図は高純度に濃縮‧精製した4-ヒドロキシ安息香酸です。

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