さまざまな
芳香族化合物の
バイオ生産への挑戦

従来、細胞増殖抑制作用が強い芳香族化合物はバイオ法による高生産が困難とされてきました。
しかし、グリーンケミカルズでは、RITEバイオプロセス技術を適用することでこれを克服し、
以下にご紹介するいくつかの芳香族関連化合物については既に世界最高水準の生産性を達成しています。
これを足がかりとしつつ、新たに人工代謝経路を設計することで、さまざまなグリーン化学品の高生産に挑戦し続けています。

4-ヒドロキシ安息香酸

4-ヒドロキシ安息香酸は芳香族化合物の1種で、電子部品向け液晶ポリマーや防腐剤の原料として広く用いられています。グリーンケミカルズでは、4-ヒドロキシ安息香酸に対する耐性が高いコリネ型細菌を生産宿主とし、独自のバイオプロセスにて世界最高水準の生産濃度と対糖収率を達成しています。

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シキミ酸

シキミ酸はシキミ(樒)の果実から発見された化合物で、インフルエンザ治療薬であるタミフルの製造原料として利用されています。グリーンケミカルズは、シキミ酸を植物原料から高効率生産させるバイオプロセスを確立しており、さまざまな用途への展開を目指しています。

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プロトカテク酸

プロトカテク酸は医薬品原料や機能性食品素材として有用である他、香料(バニリン)の原料や高機能ポリマーの原料としても有望な化合物です。
グリーンケミカルズは、プロトカテク酸を植物原料から高効率生産させるバイオプロセスを確立しており、さまざまな用途への展開を目指しています。

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フェノール

地球環境保全(e.g. CO2排出量の削減)やSDGs(持続可能な開発目標)、LCA調査(製品の環境負荷の数値化)に取り組む企業が増えています。グリーンケミカルズでは、石油化学原料由来製品の環境負荷低減に有効なフェノールを開発しています。

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