非可食性バイオマス原料

カーボンニュートラルの実現を目指した非可食性バイオマス原料の利活用

再生可能な未利用の非可食性バイオマス

石油原料から再生可能な非可食性バイオマス原料への代替は、カーボンニュートラルの実現に向けて極めて重要なポイントです。
特に資源の少ない我が国においては、食料と拮抗しない再生可能な未利用の非可食性バイオマス原料のバイオプロセスへの利用検討と確保はバイオ生産を実現する上で不可欠です。

草本系バイオマスは、前処理や酵素糖化が必要です。
しかし、みかん脱汁液や焼酎粕は酵素糖化は不要でそのまま使用できます。これらは現在、産業廃棄物として廃棄されており、その有効利活用は資源循環の観点からも望ましいものです。バイオ生産における原料コストは生産コストの大きな部分を占めるため、原料コスト低減のためにもこれらの利活用は重要です。
この他、古紙や小⻨ふすまなども余剰分が発生しており、有望な非可⾷性バイオマス原料であると考えています。

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